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河口ゼミ

医療の経済学

 このゼミでは、経済学という分析ツールを身に着け、その経済学の視点から様々な分野を理解するという応用ミクロ経済学のゼミです。このゼミで3年間勉強することにより、学生自身で設定したテーマについて適切なデータ分析を実施し、説得力のある卒業論文を完成することが目標です。この目標に向かって、以下のような3段階で学習を進めて行きます。

 なお、このゼミではグループ毎に相談や討論を行うこと(グループ?ワーク)が中心になります。このため、ゼミで漫然と着席しているだけでは、他のメンバーに迷惑をかける事になります。ゼミへの出席は勿論のこと、遅刻をせず、グループでの討論に積極的に参加する事が求められます。

 第1に、2年次の基礎ゼミでは、エクセル及び統計ソフトRによる回帰分析の手法の習得及び先行研究の探索やレビューを通じて、卒業論文のテーマ(研究する分野)を設定することを目標にします。
 まず、1年次に履修した「データ解析入門」の復習を行う事により基礎的な知識を再確認します。次に、統計ソフトRを個人PCにインストールして回帰分析の演習を実施します。この統計ソフトRは、経済学だけでなく、データサイエンス分野で広く活用されており、より高度な分析を行うことも可能です。さらに、ゼミで個人ごとに探索した先行研究を図書館での演習で実際に入手したり、自分の興味のあるテーマの選定を行います。

 第2に、3年次の専門ゼミでは、11月に開催されるインターゼミナール(法政大学?慶應大学?名古屋市立大学との合同研究発表会)にて、個人の研究を発表をする事を目標にします。2年次にグループ?ワークで経験した先行研究の探索や研究テーマの選定?論証のためのデータ分析などを、個人の研究テーマについて進めていきます。
 ゼミでは、担当教員がグループで実施する内容を順次指示して、グループで個人毎のテーマについて相談しながら進めていきます。データ分析についても基礎から順次実施していきます。このようにインゼミでの発表内容を練り上げていく中で、卒業論文の「骨組み」を徐々に作成していきます。
 インゼミでは個人で発表し、他大学の学生からの質問にも対応します。他大学の学生の多くの発表を見たり、時には討議することにより、自分に対する客観的な評価を得るという貴重な体験ができます。この体験は大きな自信や明確な目標につながったりします。インゼミの終了後には、個人テーマについて卒業論文の骨組みなるパワーポイントのスライドを完成します。

 第3に、4年次ゼミでは、3年次にインゼミ発表を行った研究内容を文章化して卒業論文に仕上げる事を目標にします。長文を書くことになれていないゼミ生もいるため、論文を小さな部分ごとに分けて、ゼミの時間で段階的に執筆を進めていきます。学術論文には様々な形式が求められますが、これらは実は簡潔かつ効果的に相手を説得するためのノウハウに満ちています。
 社会に出ると、多くの場面で上司や取引先を説得する必要が出てきます。卒業論文も自分が設定した主張(仮説)について、読んだ人になるほどと納得してもらう事が重要です。世の中には様々な意見や価値観がありますから、それらを踏まえて客観的な論証の技術が身につくように指導します。

 最後に、このゼミではルールを守れ、積極的にゼミに参加する人を歓迎します。グループで活動しますので、遅刻や欠席をする人に向いていません。

医療経済論ゼミ履修モデル
(河口ゼミ)

  1年次 2年次 3年次 4年次
基礎科目 語学 英語?第二外国語 英語?第二外国語    
基礎数理 データ解析入門
数学入門
     
専門科目 ゼミナール   基礎ゼミナール 3年次ゼミナール 4年次ゼミナール
(卒業論文を含む)
専門基礎
必修科目
マクロ経済学入門?演習
ミクロ経済学入門?演習
     
専門基礎
選択科目
  マクロ経済学
ミクロ経済学
   
専門選択科目   医療経済論
計量経済学
開発経済学、公共経済学
金融論、財政学
自由設計科目 WRD、コンピュータ?リテラシーなど