
森ゼミ
社会保障の制度?政策と理念を考える
本ゼミナールでは、日本および諸外国の社会保障について、制度面?政策面?理論面を中心に研究する。社会保障とは、社会保険(医療、労災、年金、雇用、介護)、公的扶助(日本では生活保護が該当)、社会手当(児童手当、児童扶養手当など)からなり、加えて、社会福祉(高齢者福祉、障害者福祉、児童家庭福祉)をも含む場合もある。また、労働政策(労働市場政策、労働者保護政策、労働組合政策)とも深い関連性を持つ。さらに、近年では、教育政策?住宅政策も社会政策の関連分野として注目されている。
本ゼミナールでは、まず、社会保障関連の(一見複雑な)諸制度がなぜそのようになっているのかを理解すべく、海外および日本の社会保障の歴史をひもとき、下地となる様々な理論?思想や、時代ごとの社会状況?経済状況が関連諸制度の展開に影響を与えてきたことを学ぶ。
次に、現行の社会保障関連の諸制度にはどのような課題があるのか、また、将来どのような課題が発生しうるか、それらの課題の発生原因は何であるのかについて、諸外国との比較や、背景にある理論や思想への着目なども行いつつ考察する。
最終的には、それらの課題を解決するために、社会保障が将来どのように展開していくべきか、また、自分自身は課題解決にどのような形で関与しうるか、などについて、ゼミ生一人ひとりがしっかりと考えられるようになることを目指す。
具体的な活動内容として、2年次には基本的な事項に関する文献の輪読を行い、また、ゼミ合宿でのヒアリング調査を通じて、社会保障の実際についての理解も深める。3年次には、ゼミ生自身が活動方針を定め、チーム別報告やゼミナール大会での報告といった研究活動に勤しむ。4年次には各自が卒業論文を執筆する。他にも、ゼミ生の要望にあわせて、適宜、ゲスト講義、関連施設の見学会などを企画する。
大学での研究は、能動性?主体性?批判的思考が重要となってくる。世の中の様々な事象に関心を持ち、また、様々な情報を鵜呑みにせずに精査する姿勢を持ち、さらに、「自明性に疑いをかける」という、社会科学を学ぶ上で重要な気構えを保ち続けてほしい。
社会保障論ゼミ履修モデル
(森ゼミ)
| 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 基礎科目 | 語学 | 英語?第二外国語 | 英語?第二外国語 | ||
| 基礎数理 | データ解析入門 数学入門 |
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| 専門科目 | ゼミナール | 基礎ゼミナール | 3年次ゼミナール | 4年次ゼミナール (卒業論文を含む) |
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| 専門基礎 必修科目 |
マクロ経済学入門?演習 ミクロ経済学入門?演習 |
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| 専門基礎 選択科目 |
マクロ経済学 ミクロ経済学 経済学史 |
社会政策 社会経済史 |
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| 専門選択科目 | 社会問題入門 社会科学入門 外国史概説 |
労働社会論 社会保障論 日本経済史 西洋経済史 現代経済史 |
社会デザイン論 社会思想史 公共経済学 財政学 |
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| 自由設計科目 | 社会学入門、政治学入門、歴史学入門 日本近現代史、ヨーロッパ近現代史 西洋思想入門、日本思想入門 |
社会保障法 労働基準法 労働組合法 |
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