
青木ゼミ
「持続可能性」の視点から考える経済史
2020年代に入って、企業に対する評価は、ビジネスの持続可能性(サステイナビリティ)に配慮した取り組みとその実績にかつてないほど大きく左右されるようになりました。大学を卒業して企業人として巣立っていく上で、経済活動の過程で起きる環境問題に対して、過去の教訓に学びつつ、効果的な解決策をさまざまな人々との対話によって模索することが求められています。
その際、対話する相手方はもはや日本人だけではない点が重要で、この日本社会の中ですら、いまやビジネスの担い手となる企業そのものが多国籍なプレーヤーです。そこでは環境問題に対する取り組みのアプローチやその歴史的経緯を異にする文化圏の人々との対話?関わりが欠かせません。
このゼミでは、日本社会における人々のくらしと環境との関わり合いの将来像について、過去の歴史を鏡にし、国際比較の視点も取り入れつつ、共に考えていきます。ゼミ活動では、これまで食品ロス、森林環境、そして気候変動問題、そしてリサイクルなどの歴史の調べ学修に取り組んできました。引き続き、ミクロ経済学や金融論などの入門的な知識を活用しつつ、持続可能な経済活動に企業や人々を動機づけていくうえで有効で、歴史的経緯ともマッチした市場ルールや統治制度のデザインを考えていきます。
3?4年次ゼミナールでは、複数名の協力作業および個別作業による調べ学修のための専門性の蓄積と、その成果の共有のための対話スキルの育成を目指します。その際、1?2年次の取り組みで各自が修得済みの経済理論の入門的知識を必要に応じて生かしつつ、国際比較データや歴史データを用いた考察をしていくための素養も引き続き育成していく予定です。
日本経済史関連ゼミ履修モデル
(青木ゼミ)
| 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 基礎科目 | 語学 | 英語?第二外国語 | 英語?第二外国語 | ||
| 基礎数理 | データ解析入門 数学入門 |
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| 専門科目 | ゼミナール | 基礎ゼミナール | 3年次ゼミナール | 4年次ゼミナール (卒業論文を含む) |
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| 専門基礎 必修科目 |
マクロ経済学入門?演習 ミクロ経済学入門?演習 |
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| 専門基礎 選択科目 |
経済史入門 市場と政府 |
社会政策 | 経済学史 | ||
| 専門選択科目 | 社会問題入門 社会科学入門 外国史概説 |
マクロ経済学 ミクロ経済学 環境経済学 金融論 国際金融論 |
経済史特別講義 | ||
| 西洋経済史 東洋経済史 |
社会保障論 | ||||
| 自由設計科目 | 経営史 金融システム論 |
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