「成城 学びの森」オープン?カレッジ
講義内容
世論調査によると国民の約80%は住み慣れた自宅で最期の時を過ごしたいと望んでいます。その一方、自宅で亡くなる方は全人口の約13%に過ぎません。これは「助かる見込みがなくても、とにかく生かす」という医師の基本方針と「最後の最後まで出来る限りの治療をしてほしい」と願う家族の思いが絡み合った結果と解釈されます。自分の死のありかたは自分では決められないのでしょうか。誰にも等しく訪れる死をどう迎えるか、会場の一人一人の皆様が考える機会になれば幸いです。
【小堀鷗一郎氏講演会アンケートより抜粋】
◆普段の生活の中でなかなか考える機会のない「死」というテーマについて、具体的な事例を交えた貴重なお話を聞くことができた。
◆終末期医療と介護の問題点を、統計的現実を示しつつ話してくださって良く分かりました。いかに死ぬかは、いかに生きるかと同義で、先生の看取りのように亡くなるときは人間らしく亡くなりたいと思います。
◆正解のない問題を自分で考えるヒントをいただいた。
◆介護?医療の現場での生の声をお聞きする事ができて良かったです。きれいごとじゃ済まされないと改めて思いました。難しい話題でしたが、時々先生のユーモアも混ざってとても聞きやすかったです。
◆長いご経験の中での個々の事例と、それに対する先生の思いなどに触れることで、「死」に対して生きているうちにきちんと考えておくことの大切さに気付くことができ、大変有意義であったと思います。
◆病院医療、在宅医療の課題、問題点を考える機会になりました。死を迎える病人本人の気持ち、看護する側の気持ちと負担など、どう折り合いをつけるかが難しい。
◆実体験を交えて、ユーモアいっぱいに難しいテーマを重苦しくなく語ってくださった。心が少し軽くなりました。
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