澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网

澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网

Twitter FaceBook instagram YouTube LINE note
CONTACT EN

NEWS

  • 2026.01.23

    SGE YouTube チャンネル「Sport for Social Solutions (SSS) 」#17を公開しました

SSS#17 日ASEANタイ調査報告

澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网スポーツとジェンダー国際平等研究センター(以下、SGE)は、YouTubeチャンネル『Sport for Social Solutions (SSS)』を運営しています。本チャンネルでは、専門家や行政関係者、アスリートなどの幅広いゲストとともに、社会課題解決のプラットフォームとしてのスポーツに光を当て、情報提供や意見交換を行います。

澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网スポーツとジェンダー平等国際研究センター YouTubeチャンネル:

SSS第17回目のテーマは「日ASEANタイ調査報告」。

東南アジアの中心に位置し4カ国と国境を接するタイ。国民の約95%が仏教徒で、年長者への敬意を重じる文化が息づいています。6月のPride Month(プライドマンス)には街がレインボーに彩られ、多様な性のあり方を祝福する光景も広がるこの国では、スポーツとジェンダーの課題はどのように捉えられているのでしょうか。

スポーツ庁委託事業としてSGEが進める「ASEAN-JAPAN Actions on Sport: Gender Equality」では、日本とASEAN11カ国の政府が協力し、スポーツを通じたジェンダー平等の実現を目指しています。その主要な取り組みの一つとして、2023年からは、女性?女児のスポーツ参加をめぐる課題とニーズを把握するための実態調査を進めています。
7カ国目の調査地となったのはタイ。SGEポスドク研究員の古田映布と、今年度よりリサーチアシスタントとして加わった竹歳が、現地での調査を振り返りました。

文化的価値観が影響するタイの女性のスポーツ環境

竹歳は、タイでの調査を通じて浮かび上がったポイントとして、「性役割」への認識を挙げました。家事は女性が担うものとする家庭内のステレオタイプに加え、組織内でも意思決定は男性が担うべきだとする考え方が聞かれたといいます。これに対し古田は、日本やこれまでの調査国でも同様の意見が聞かれており、程度の差はあれ、共通する規範が存在すると指摘しました。


スポーツの現場でも、こうした価値観は影響を及ぼしています。まず挙げられたのは「女性指導者の少なさ」。女性インタビュー対象者からは男性指導者によるセクシュアルハラスメントへの懸念も聞かれました。また、女性は男性に比べスポーツへ関与しづらく、調査対象となったスポーツ系大学でも女性入学者は全体の1割程度にとどまっていました。そのジェンダーギャップについても、「仕方がないこと」と受け止められている雰囲気があったといいます。

さらに古田は、グループインタビューで感じた「目上の人への強い敬意」にも言及しました。年長者の意見を尊重し、同意する姿勢が顕著であり、こうした文化はスポーツ現場にも影響しうると指摘します。今回の調査でも、スポーツへの参加や継続において保護者の意向が強く影響することが調査対象者から共有されました。

「当たりまえ」として存在するLGBTQ+コミュニティ


調査チームがタイを訪れたのは、LGBTQなどの多様な性のあり方を祝福し、権利啓発の活動やパレードが行われる「Pride Month(プライドマンス)」の6月でした。街の至るところにレインボーフラッグが掲げられ、日本ではあまり見られない光景に、調査チームも思わず写真や動画撮影を楽しんだといいます。

こうした多様な性のあり方への認知や理解の高さは、インタビューの場面でも顕著でした。女性のスポーツ参加に焦点を当てる本調査の性質上、インタビューは「男性」と「女性」という二項対立で議論が展開される傾向にあります。しかしタイでは、「バレーボールは男性でも女性でも、それ以外の性別の人でも楽しめる」「男女に当てはまらない人にもスポーツ参加の権利がある」といった回答が、自然に聞かれたといいます。これは、調査国の中で初めてのことでした。

古田は「自分たちを振り返る瞬間にもなった。タイだからこそ気づかされたことだと思う」と振り返ります。そのうえで、タイに根づくLGBTQ+コミュニティへの姿勢は、日本や他のASEAN諸国とも共有し、各国の文化を尊重しながら学び合える視点でもあると指摘。「各国がそれぞれの特徴を持ち寄って話せる場が重要」と述べ、SGEがそのような場を創出しながら、日ASEAN諸国が一体となって発展していくことの意義を改めて強調しました。

今回の記事のフル動画はこちらよりご覧いただけます。

これまでの調査国の報告は、以下の記事をご覧ください。

インドネシアベトナムフィリピンカンボジアブルネイマレーシア