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2024.03.13
2023年10月21日(土)、澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网文芸学部創設70周年記念事業としてレクチャー&討論会「—写真と文芸の交わる場所— 澤田知子 再読」を開催しました。このシンポジウムはセルフ?ポートレイトの手法を使用した作品で活躍されている写真家?澤田知子氏をお招きし、澤田氏の作品がそれを鑑賞する人々に何を映し出しているのか、どのような物語を与えているのかをレクチャーと討論を通して考え、澤田氏の作品を「再読」することを目指した企画です。
文芸学部ヨーロッパ文化学科の滝沢明子准教授の司会のもと講演が始まり、第一部では澤田知子氏、写真研究者である結城円氏にご登壇いただき、対話を通して澤田氏の作品や道筋を辿る「レクチャー:澤田知子の現在地」が行われました。
第二部「討論:見た目/演技/表現」では『ソラリーマン』『schoolgirl complex』等の作品を手掛け多方面で活躍する写真家?青山裕企氏、スペシャルゲストとして小説家?劇作家の本谷有希子氏も交えた対談形式で進行し、各々の視点による自由で活発な議論が展開されました。
当日は学生から各芸術分野の方々まで幅広くご参加をいただきました。会の後半の質疑応答の時間では参加者の皆様からの様々な質問に対して登壇者4名がそれぞれの意見で回答し、その回答をきっかけとして討論に発展する活発な会となりました。