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英文学科

教員紹介

松田 美作子教授

まつだ みさこMisako Matsuda

文芸学部 / 英文学科
職位:
教授
専門分野:
イギリス文学
担当ゼミナール:
ルネサンス英文学および視覚文化研究
主な担当科目:
英語文学、英語文学演習、ゼミナール
最近の研究テーマ:
初期近代英文学とエンブレムを中心とした視覚文化の相関
研究内容:
古典を典拠とした初期近代英国の文学の特質を、エンブレム表象に代表される視覚文化との関連によって読み解くことで、その受容と変容を明らかにすることを目指しています。また、宗教的な側面からのアプローチや、近代英国及び18世紀の日本における受容も研究しています。
略歴:
日本女子大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程前期修了
英国ウェールズ大学大学院英文学専攻M. Phil.課程修了など経て現職
主要業績:
〔著書〕
『シェイクスピアとエンブレム—人文主義の文化的基層』(慶應義塾大学出版会、2012)
Occasio in Renaissance Emblem Books (Seijo English Monographs 38, Seijo University, 2006)
『初期近代英国のエンブレムブック』(金星堂、2021)
[編著]『イメージの劇場:近代初期英国のテクストと視覚文化』(英光社、2014)
〔主要論文〕
”The Renaissance Concept of Opportunity and Richard II”(『英文学研究』英文号、1992)
“The Bee Emblem in The Rape of Lucrece” in Hot Questrists after the English Renaissance: Essays on Shakespeare and His Contemporaries, ed. by Yasunari Takahashi (New York: AMS Press, 2000)
「シェイクスピアのVenus and Adonisとオルフェウス伝説」金子雄司?大西直樹編『言葉と想像力』(開文社出版、2001)
「明治末期から大正初期の文芸における象徴主義の受容とエンブレム的表現」『成城文藝』224号(2013)
「『ヴェニスの商人』におけるFortuneとfortune—usanceとinterestを巡って」(松田美作子編著『イメージの劇場—近代初期英国のテクストと視覚文化』、英光社、2014)
“Devotional Emblems and Protestant Meditation in Hamlet”, English Studies, 98 (2017)
「革命前後のエンブレム作家たちと宗教文化-—詩篇(歌)137番を巡って」『十七世紀の革命/革命の十七世紀』17世紀英文学会論文集第18巻(金星堂、2017)
所属学会:
日本英文学会、日本シェイクスピア学会、 17世紀英文学会、Society for Emblem Studies